薬王堂気まぐれ通信使№829  2021-9-19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

9月19日・日曜日、現在、新型コロナウイルス(Covid-19)による緊急特別対策期間であり県外への移動や密の集会が制限されています。
一人、近場にある海浜植物を見に行ってきました。
呉を過ぎ広~仁方と車を走らせます。
仁方を過ぎたところに遠浅の砂浜が広がっていました。


正面に安芸灘大橋が架かります。


眼前には蒲刈大橋があり下蒲刈島へとつながっています。
パンパグラスのある広場はかつて塩田でも広がっていたのでしょうか?
四角に仕切られた防波堤の中央を呉線が通っています。
防波堤の縁を歩いてみました。

ゴンズイ
ハゼノキ
カラスウリ  
アオツズラフジ
テリハノイバラ
カワラナデシコ
アキグミ
ホソバハマアカザ
カワラヨモギ  種子
ツルヨシ
ハマボッス
ハマサジ 群生
ツルナ
ハママツナ


ハママツナ


ハマナデシコ
メドハギ
イヌビワ
コマツナギ
ヒトモトススキ(シシキリガヤ)
スズメウリ
キクイモ
ネナシカズラ  
クズ
ツユクサ
ミゾソバ
ヤナギハナガサ
イヌザンショウ


海岸に多く見られる植物が自生していました。

仁方を過ぎて川尻に入ります。
川尻の北側に野呂山(839m)がありあす。
頂上までスカイラインが整備されていますので車を走らせてみました。
途中、瀬戸内海を一望できる場所がありましたので昼食を兼ね一休みしました。


左下に川尻町が広がります。柏島の向こうに上蒲刈島、遠く石鎚山系


カワミドリ


展望台を過ぎたところにカワミドリが群生しています。
数年前に確認した場所には無く少しずれた場所に自生していました。


カワミドリ


野呂山の頂上付近には大昔(8000万年前)に噴出したマグマが氷河期に冷やされ割れて岩海となり広がっています。
岩海を歩いてみました。

ボタンヅル
ヤマボウシ
アマヅル
マルバハギ 
イタドリ
キノコ
イナカギク
イヌエンジュ
カナクギノキ
カヤ
シキミ
など・・


岩海に咲くヒガンバナ

頂上付近の大滑岩まで歩いて登りました

名前のわからない木がありました
葉はカキノキのようですがトキワガキとは違うようです。
岩海の中にありましたので近寄れません。
樹下に葉と実らしきものが落ちていましたので持ち帰ります。


リュウキュウマメガキ



色々調べてみるとどうもリュウキュウマメガキのようです。
実にはタンニンが含まれているのでしょう黒く変色しています。
小さな実ですがカキの蔕様のものが見られます。
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